代表のあいさつ

株式会社 清庭(さにわ)代表の山口聖(やまぐち ひじり)と申します。

当社では遺品整理、生前整理に特化した専門業者として様々なお客様のお悩みの解決・サポートを行っております。

私が遺品整理の仕事についたのは最愛の妻を亡くし、遺品整理、生前整理の大切さを感じたのがきっかけです。(詳しくは遺品整理への想い、生前整理への想いをご参照下さい)

大切な人を亡くし「遺品を片付けたくない、だけど片付けなければいけない・・・。」「もうそろそろ片付けようか、でもその一歩がなかなか踏み出せない・・・。」
私自身の経験を生かし、そういったお困りの方やお悩みの方のお役に立ちたいと考え、清庭を創業しました。

古代、神道の祭祀の時に神託を受けて、神意を解釈して、伝える人の事を「審神者(さにわ)」と言いました。

また、神を祭り神託を受ける清めた場所の事を「清庭(さにわ)」と言ったようです。

私は、遺品整理をする時には、故人の想いを大事に遺された方々に伝えていきたい、生前整理をする時には、愛するご家族のために、道しるべを作るお手伝いをしたい、そう思い社名を「清庭(さにわ)」にしました。

故人の大切なメモリアルづくりのおい手伝いだけではなく、ご遺族の方が新たな一歩を踏み出すお力になれるよう誠心誠意取り組んでおります。

遺品整理への想い

遺品整理を始めたきっかけ
もともと、運送業の経営に携わっていた私が何故 遺品の整理をする事になったのか。それは私自身が妻の遺品の整理をした時に感じた苦しさ辛さがきっかけでした。

元来、妻は明るく前向きな人でした。
当時経営状態が厳しく頭をかかえている時も「いざとなれば私も働けば飯くらい食べていけるから大丈夫」と励ましてくれていました。

突然の別れ・・・悲しみ・・・
2010年の夏頃、首の調子を悪くして下を向いたり上を向いたりが困難になり私が支えないと寝起きするのもできない程、日常生活に支障がでていました。

そのような生活が3年程続いた2013年の正月に「私は聖に迷惑をかけている」と言いだしました。私は夫婦だから支え合う事が当り前と思っていたのでビックリしましたが、それが「うつ」の始まりだったのです。

それから半年たたないうちに妻は自ら命を絶ちました。

愛した人と死別する事も本当に辛かったし、それが突然、それも考えてもみない形で迎え、これからどうやって生きてゆけば良いのか全く分からなくなってしまいました。

妻が無くなって1年間は「洗濯物」「飲みかけのペットボトル」「カレンダー」「ゴミ箱の中のゴミ」など全てのものを妻が生きていた時のまますごしました。

苦しみ・・・そして転機
一周忌が終わった頃、周りの方がこのままではダメだと言ってくれました。

私も少しずつ片付けようとしましたが、家の中にある1つ1つの物に思い入れがあって、処分するどころか たたんでくれた洗濯物をタンスにしまったり、カレンダーをめくったり妻のかんだ鼻水のついたちり紙をすてたり・・・そうした事に罪悪感を感じたり、また悲しみがふき出してきたり、そして悲しみ、苦しみの中、片付ける事への怒りと戦っていました。

全く進まない家の片付けを、それでも少しずつ少しずつ進め妻が残した遺品の1つ1つへの想いを断ち切るうちに妻と過ごした日々や思い描いていた将来、自分の事など冷静に、そして前向きに考えられるようになってきました。

私自身が1歩先へ動き出せたと感じられるようになった時、同じように自死で愛する人を亡くした方が立ち直る為に、寄り添う形での遺品整理ができたらと想い、清庭を創業しました。

フリーダイヤル
0120-23-2745

生前整理への想い

生前整理を始めたきっかけ
それは妻を亡くした時の自分の経験が基になっています。

当時、私は貯蓄用の銀行口座は全部妻の名義にしていました。

妻が亡くなった後、手続きや葬儀も一段落し、身の回りの細かい事を考えるようになってから妻名義の物の解約やら変更をしている時に問題が起きました。貯蓄用口座の通帳を紛失していたのです。「再発行すればいいや」と簡単に考え窓口にいきました。窓口でその旨を伝えると、すごく困った表情で発行できないと言われました。発行するためには相続人全ての方に相続しない意思表明とハンコが必要という事でした。

予期せぬ相続手続き・・・
妻には姉妹もいないし、問題ないと思っていましたが、大きな問題がありました。妻の両親は妻が0才の時に離婚していて本当の父親がいる可能性が出てきたのです。40年近くたっていて、どこに住んでいるのか、そもそもご存命かどうかも分からない方をさがさなくてはならなくなりました。

例え見つけられても無事ハンコを押してくれるかどうか・・・妻を亡くしたばかりで失意のどん底にいる中で、その作業は本当に辛い事でした。

半年後本当の父親を無事に見つける事はできましたが
やはり「私には関係がないこと」と にべもなく断られ、なかなか承諾は得られませんでした。

2ヵ月間懇切丁寧に話をしてなんとかハンコをもらえましたが、この期間は本当に辛く長いものでした。

この時に、もし私が先に亡くなっていて、妻が同じ事をできたかなと ふと考えました。おそらく出来なかったと思います。そう考えた時に「妻にこういう思いをさせなくて良かった」と感じたりと同時にきっと多くの方が同じような思いをされているのだろうと感じ、愛する家族を最後まで守る為には、準備をしなくてはいけないし、そのお手伝いができたらと思い、生前整理をはじめました。

フリーダイヤル
0120-423-2745